理想の間取りを叶えるポイントは実はコストコントロール

間取りの希望をどう叶えるか・・・

暖かく、涼しく、外から見られなくて、明るい家で、お値打ちにね。

お客様のご希望間取りのリスト。

1.全館空調のかっこいい家

2.マンションが周辺にあるため外から見られなくて、でも明るい家

3.外出も安心、家にいても安全、防犯性が高いこと

4.洗濯・収納が楽であること

5.家族のすみ方の変化も受け入れる家

6.ハウスメーカーよりもお値打ち感を(望む性能やデザインをならば、コストをかけたいが 全部おしつけられるのはいや!)

7.敷地が傾斜地であることに対応すること

8.耐震・制震など対策は手を抜かず 最高の強い家であること 

間取りの希望をお客様からヒアリングしていると 楽しくなります。みなさんよく似たキーワードがでてきますし、私達もそんな家にすみたいなとおもうようなこと。最近はインスタやネットでデザインの希望は伝えてもらいやすく、宝石箱のように素晴らしいデザインの家画像集を見せていただくこともあります。 私達にとって自分たちが作りたいものと、お客様のご希望をすり合わせる楽しい時間なのですが・・。

住宅を入札するという選択

資金コスト
close-up of a calculator — Image by ゥ Royalty-Free/Corbis

一番の難関は 適正な性能デザインと 建築費のコストコントロール。 設計事務所の仕事はかっこいい図面を書くことだけではなく、コストコントロールをしてお客様に唯一無二の住宅を実現してもらうかという仕事もあるのです。その秘策は(でもないのですが 皆さん気がついていないので)

同じ図面と同じ建築材料や設備で 数社から見積もりをもらって決める方法です。(公共施設は入札と呼びますよね)

もちろん 設計事務所は資金計画もお客様と共有して、設計を進めます。でも少しでも有利に適正な価格を求めるために この方法に慣れている(実力があると思われる)建築会社3社に今回は積算をお願いしましした。

ここからは企業秘密を描いてしまうのですが、お客様の希望と建築業界のシステム、補助金、建築会社の実力(価格実力と工事スキル)を総合的に設計事務所は検討します。そして適正な工務店に積算を頼んで その金額をもとにして工事をしてもらう建築会社をお客様に寄り添って 検討します。 今回は東白川村のフォレスタイルというシステムを利用して入札を行い、優良な工務店と契約した上に、岐阜県東白川村から家一軒分の東濃ひのきを無料でいただきました。

自治体の補助、産直を利用する

https://www.forestyle-home.jp/ 岐阜県東白川村の 村が運営するフォレスタイルというシステムは注文住宅をお値打ちに建てられるもの。テレビの情熱大陸でも放映されました。提携の建築士なのでメリットをお客様に共有できます。もちろん愛知県の工務店さんとも検討した結果、お客様が工事会社を判断されました。

今回の工務店さんは岐阜県で林業もやりつつ大工もしていた社長さんの工務店です。仕事は愛知(名古屋)・岐阜・三重が多くフットワークもいい。コストもアフターケアもバッチリです。お客様、設計事務所・工務店が現場で細部まで検討して確認の上 工事を進めるので 思っていたのと違う・・・という残念な結果にはなりません。

家一軒分の4寸桧を村長さんから贈呈いただきました

弊社のような 独立した設計事務所は 自分が理想の住宅を立てるとしたらという視点で コストコントロール、間取り、デザイン、構造、設備を設計します。なんだか半年ごとに自宅を立てているようです。

いろいろな建築法制度、補助金についても高感度で対処していきたいですね。

全館空調もオーダーで設計

家の間取りに合わせて既製品のエアコンや換気扇、ダクトもフル活用してユニソンが個別に空気環境を提案してくれました。基礎断熱、ファン、ダクト、熱交換器、エアコンの台数と吹き抜け部、断熱性能と気密性能をかみあわせて計算をしています。建築後も温度データーを計測中です。 

断熱や気密性能は 性能さえ上げればいいのですが、空気の流れや温度湿度は設計や調整がとても難しいとは感じました。

全館空調のポイントや24時間換気や熱交換については別記事で・・

1階は中庭空の光が

ではデザイン実例です。1階は中庭空の光が程く 外の世界からのプライバシーを守ります。またリビングと個室もほどよい距離間があり、家族の間も見守り合いながら音などは気にせず生活ができるように考慮されています。

1階は中庭空の光が程く 外の世界からのプライバシーを守ります。またリビングと個室もほどよい距離間があり、家族の間も見守り合いながら音などは気にせず生活ができるように考慮されています。

中庭画像
南側のマンションからは屋内は覗けないが8畳の中庭から光が注ぐ

デザインはシンプルに光を生かしたものに。人工のものではありますが、石調、エコカラット、珪藻土塗り壁などであきのこないすっきりしたものに。なるべく色やモノの引き算をしてあれば、照明や陽の光が設計でコントロールでき、充分美しくしあがるのです。

光で浮き立つガレージ
空と窓 明るさ
中庭は空を切り取ります

実は東南角の格子部分は 風通しがいいので 洗濯干し場のバルコニー。

しかし高い位置にあるので人にも見られず防犯性も高いのです。傾斜があってよかった!

深基礎で家を支えているのでお城のような擁壁は必要はありません。