強さとメンテナンスにこだわった鉄骨造。 ルート3保有水平耐力計算法という31m超えのビルと同等の計算方法で設計して構造を検討し耐震等級3をとった、強さには折り紙付きの住宅です。

ドーム屋根は大空間のガレージに最適

車の出し入れに柱が邪魔だったりしませんか? ガレージの高さで車種をえらぶとか、車庫から家に入る動線が悪かったりとかガレージに対する不満は家とのバランスですよね。動線以上に高低差があることを忘れてプランしないよう、ガレージ内に玄関の高ささまであがれるステップの広さを検討しましょう。

3台分までとか無柱で高天井で計画するなら木造より軽量の鉄鋼図部材でつくれるドーム屋根のガレージがお値打ちです。木造でも設計は可能ですが耐火のボードを貼っていくことをおもえば不燃材で作ってしまった方が簡単です。

工事会社見積もりで比較検討

ネックはコストです。木でつくるより鉄やステンレスの方が高くなるのです。

そこで、愛知県内名古屋市内2社の建設会社と尾張旭市の工務店の3社で相見積もりをとりました。2社は弊社がご紹介し 1社はネットでお施主様が探された建設会社。

耐震強度を上げた(より強い地震に耐えられるようにした)こともあり、工事費はアップする予測でしたので 弊社の設計図に基づいて3社が金額を競合して見積もりを提出していただきました。 質問や交渉をしていく中の対応も業者さん選びの重要なポイント。

工事会社の選定のアドバイスもしますが、工事中に図面どうり工事していただいているかの工事監理の仕事も絡むので、金額が安いだけではなく、工事会社の体制なども確認します。

悩みも多かったのですが相見積もりのおかげで適正な(いえ、かなり有利に)工事契約ができました。住宅金額が高くなるほど見積もり金額に差が出るはずなので、高額な住宅をご検討の皆様が設計事務所に依頼する理由がそこにあるのです。 

正倉院のように1階のスラブデッキ床下はメンテナンスゾーン。温度で換気も行われる地下室風空間です。