広いリビング、豪華設備と大型収納があればすっきり住めるとプランしてみるけれど、うまくいかない。プロの建築士がそんな時おすすめする間取りだけではないコツが照明計画。建築前がベストですが、模様替えでも応用できるコツを4つのポイントにしぼってお伝えします。

おしゃれな家にしたいけど何か物足りないと思ってひたすら間取りプランを見て大きな家になってしまって、建築費がかかり 掃除も大変。そうしなくても案外すっきり住めるんですよ。

1.間接照明=面の照明=広がり、と心得る

壁と天井画面として光っていて同じ空間でも 広くすっきりみえます。床には家具や雑多なものが置いてありますが、天井は元来すっきりしていますから、目立たせれば 視覚がひろがってすっきり見えるのです。

器具は床を照らさず、壁と天井を照らしています。

次の写真は間接照明と外構ライティングの合わせ技ですが、天井に照明はついていないのに、壁を照らすことで玄関の中は広く見えます。また、中庭の樹木を照らすことで空間がさらに広くみえて樹木が絵画のように広がります。

2.基本のLEDダウンライトも位置と種類にこだわる

天井についているダウンライトは ただ等間隔に同じものをつけると落ち着かない部屋になりがちです。うかつにもエアコンがとてもめだったり、空間にメリハリがつかなくて

3.体に優しい照明、気持いい(メンタルにやさしい)照明を選ぶ

暖炉の火を見るように赤い光(色温度の低いひかり)に癒されます

4.セキュリティ、他の設備とリンクさせられないか考える

たとえば照明器具(もしくは電球)にスピーカーがついていたりします。

 ゲーム、音楽、映像とシンクロしたり 1,600万色のフルカラー照明にしたり・・・数万円の投資で手に入ります。これにタイマーや目覚ましが組み合わせれば、生活パターンにあわせて副交感神経に気持ちの良い設定にできますから リラックスした空間に照明器具から作っていけます。

キッチンのダウンライトからJAZZがながれたり、リビングの照明が時間とともにシアタールームのスピーカーと照度に変わって、寝る準備になったり。

例えば写真の、Philips Hue システムは Amazon Alexa や 
Google Assistant、Apple HomeKit など、
さまざまなスマートデバイスに接続することができます

電球をかえるだけでIotのスマートハウスの利便性が手に入ります。

余計な設備も小物もいらず、シンプルライフが実現できるでしょう。

コスパが高いが打合せが面倒なので、照明は標準品かお客任せの現在。早く気がついてほしい・・・

住宅を考えるときに間取り図やプラン、外観、器具リストなんかをハウスメーカーや工事会社の営業に提示されて なんとなくイメージされた気になっていませんか?

きっと打合せが進んでいくと インテリアコーディネーターさんが素晴らしいデザインを提案してくれるんだろう・・・、などどひそかに期待していませんか?

残念ですが、ほぼプラン設計の時点で照明やインテリア、家電について設計士が想定していないと今までの住まいに近い「普通」になります。(悪いことではないです) ただ、間取りの可能性を照明計画などのインテリア計画で引き出すのがデザイナーの仕事なので、仕込みの設計がプラン段階で必要なのです。

ただ、これをしておけば6帖の寝室で新築しても(今と一緒と残念がっていたりしても)、ホテルのようなくつろぎ空間になったりするのです。

簡単にいうと空間のグレードアップです

 

間取りだけではできない暮らし良さをコスパよく、手に入れてください。

杉 梁ブランコ LDK 夜景

写真画像出典:大光照明、パナソニック、フイリップス、弊社実例